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各相続人の納税額を計算する方法

各相続人の納税額を計算する方法

相続額は、相続額に応じて発生します。

本記事では、納税額を計算する方法を紹介します!


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相続税の納税額を計算する方法

【目次】

  1. 相続税の総額を計算
  2. 納税額を計算する方法
  3. 相続人を再度検討
  4. 最終納税額を計算

納税額の総額を計算(1)

納税額を計算する前に、2つ準備すべきことがあります↓↓

  • 最終課税対象額の計算
  • 相続税の総額を計算

相続税の総額を計算できさえすれば、納税額を計算するのは簡単です。

まだ、最終課税対象額、相続税総額の計算が済んでいなければ、以下の記事をご覧下さい。

ここからは、以下の仮定で計算を進めていきたいと思います。

  • 法定相続人は母、長男、長女の計3名
  • 最終課税対象額は1億円
  • 相続税の総額は1,450万円

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納税額を計算する方法(2)

相続税の総額が計算できれば、納税額の計算まであと一歩です。

相続税の総額を、実際の分割割合に応じて相続税を按分するだけです。

法定相続通りに遺産を相続する場合は、以下のような結果になります。

相続額 按分

さて、法定相続人のみの相続であれば以上のように話は単純です。

しかし、必ずしも法定相続人に財産を相続させたいとは限りません。

法定相続人以外の人物に財産を相続させる場合、遺言書で相続人を指定します。

遺言書で相続人に指定された人物を「受遺者」(じゅいしゃ)といいます。

受遺者を含めた相続について、もう少し詳しく解説していきたいと思います。

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相続人を再度検討(3)

被相続人であるあなたには一つだけ心残りなことがあるとします。

実は、長男一家と同居しており長男の嫁に非常にお世話になっているのです。

遺産の一部は長男の嫁に残したい」という思いが強く残っています。

長男の嫁に遺産を残す場合には、相続人は3名から4名に増えます。

また、相続人が増えれば一人あたりの取り分が少なくなることを意味しています。

改めて、遺産(最終課税対象額)の1億円の配分方法を考えましょう。

今の現状を以下の図に整理しておきます。

相続額 按分

なお、長女は「自分の夢を掴む」と家を飛び出したきり音信不通です。

親不孝者の長女には、財産を残したくはないと考えても不思議ではありません。

そこで、被相続人のあなたは財産を以下のように配分することを考えます。

長女ゼロ円の相続

しかし、上図のように財産を配分するのは違法です。

なぜならば、長女の遺留分(最低限相続できる遺産)を侵害しているからです。

長女の遺留分は、法定相続分の半分の1,250万円と法律で定められています。

そのため、被相続人であるあなたは財産を以下のように配分することを考えます。

遺留分

遺留分を考慮しない遺言書を残せば、争いに発展する可能性が高いので要注意です。

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最終納税額を計算(4)

さて、これまでに計算した「納税額」は軽減される可能性があります

実は、誰が相続するかによって税控除・税加算の制度が用意されているのです。

一番有名な軽減制度は、「配偶者税額軽減」の制度です。

この制度は、以下の金額のうち、大きい方の金額まで無税になる制度です。

  • 配偶者の法定相続分相当額
  • 1億6,000万円

配偶者税額軽減の制度を当てはめれば、最終的な納税額は以下のようになります。

最終納税額

母親の納税額がゼロになる点が、大きな違いです。

なお、以下の条件に当てはまる場合には更に控除・加算される可能性があります。

  • 相続人が未成年
  • 過去10年以内に相続税を支払った
  • 障害者
  • 外国人
  • 配偶者や1親等血族以外

詳しくは、国税庁の公式HPをご覧ください↓↓

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まとめ

お疲れ様でした!

納税額を計算する過程は、面倒だったと思います。

しかし残念ながら、遺産相続対策はこれで終わりではありません

実は、ここで一息ついてしまう事が相続トラブルの原因になります。

具体的に、遺産をどうやって分けますか?

母親、長男、長女、長男の嫁に想定どおり財産を配分させる必要があるのです。

分配方法の具体的な方法・注意点は以下の記事をご覧ください↓↓

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