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ビットコインは通貨なのか?通貨の役割から考察してみよう!

ビットコインは通貨なのか?通貨の役割から考察してみよう!

ビットコインは通貨なのでしょうか?

仮想の通貨」なのか「通貨」なのか?

以上の区別は非常に重要です。

ビットコイン取扱い業者でも「仮想の通貨」と説明している場合があります。

一方で、日本国はビットコインを「通貨」と認める予定です。

通貨なのか?通貨でないのか?

混乱してしまいますよね。。。

本記事では、ビットコインが通貨なのか判断する材料を提供します。


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ビットコインは通貨なのか?

【目次】

  1. 通貨の線引きとは?
  2. 通貨の3つの役割
  3. ビットコインは通貨の役割を果たしているか?

通貨の線引きとは?(1)

通貨とは一体なんでしょうか?

多くの人は「国が認めているか」に着目すると思います。

ビットコインが生まれた2014年には、日本国は通貨と認めていませんでした。

法貨は「円」だけであり、ビットコインは「資産」でした。

しかし、2017年6月までにビットコインは「通貨」として正式に認められます。

では、日本国がビットコインを通貨として認めたら「通貨」になるのでしょうか?

実は、そもそも通貨というものの線引きは曖昧です。

その証拠に政府は、実体経済の変化に合わせて通貨残高の範囲を後追いで決めています

実際に、日本銀行が公表している統計も変化しています↓↓

  • マネーサプライ(~2008年)
  • マネーストック(2008年~)

少しわかりにくいかもしれないので例を一つだけ挙げます。

マネーサプライの集計対象は、主に「紙幣」と「貨幣」でした。

つまり、マネーサプライでは個人の銀行預金は集計の対象外の存在でした。

しかし、これでは実体経済の変化を表しているとはいえません。

なぜならば、「紙幣+貨幣」<<<<<「預金」の関係が成り立つからです。

そこで、マネーストックでは個人の預金も集計の対象に含めることになりました。

預金を通貨残高に含めて集計するのは非常に大きな変化です。

なぜならば、預金に裏付けとなる価値などほとんどないからです。

ご存知かもしれませんが、預金者が一斉に預金を引き出すと銀行は破産します。

※ 日本銀行は銀行の破産を防ぐのが一つの役割です。金融政策ではありません。

破産する理由は、銀行には預金残高を全てまかなうお金がないからです。

なぜ、銀行に存在しない預金残高が我々の通帳に印字されているのでしょうか?

その理由は、金融機関による信用創造が認められているからです。

信用創造のカラクリを少しだけ説明します。

今、あなたは10万円の現金を銀行に預けます。

この時点で、預金通帳には10万円の預金残高が印字されています。

銀行は、あなたの預金から9万円をAさんに貸し出します。

すると、Aさんの預金残高には9万円の預金残高が印字されます。

もちろん、あなたの預金通帳には10万円の文字が印字されたままです。

つまり、あなたが預けた10万円の現金は、19万円の預金に化けたのです。

以上のようなプロセスが繰り返されて、銀行預金は膨れ上がっていきます。

つまり、預金はお金の貸し借り(金融)で増えるのです。

初めて説明を受けた方にとっては、衝撃的な事実かもしれません。

さて、これまでの説明で伝えたかったことを箇条書きにします↓↓

  • ビットコインは紙幣・貨幣がないから通貨ではない」は間違い
  • ビットコインは価値の裏付けがないから通貨ではない」は間違い

紙幣や貨幣がなくても、価値の裏付けがなくても通貨である可能性がある。。。

では、通貨にはどんな役割があるのでしょうか?

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通貨の3つの役割(2)

通貨には3つの役割があるといわれています↓↓

  1. 一般的な決済手段
  2. 価値尺度
  3. 価値保存

一般的な決済手段(2-1)

通貨は、決済手段として認められなくてはいけません。

一般的なお店で使用できないのであれば、通貨とはいえません。

価値尺度(2-2)

リンゴは100円」のように、通貨でモノの価値を表させなくてはなりません。

価値保存(2-3)

1万円札をもっている以上、1万円の価値を保存することができます。

また1万円の預金残高があれば、1万円を保存するだけではなく金利もつきます。

通貨には、価値を保存する役割がなければいけません。

さて、ビットコインは通貨としての役割を果たしているでしょうか?

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ビットコインは通貨の役割を果たしているか?(3)

ビットコインが通貨としての役割を果たしているか考えていきます。

  1. ビットコインは一般的な決済手段か?
  2. ビットコインは価値尺度になるか?
  3. ビットコインで価値保存できるか?

ビットコインは一般的な決済手段か?(3-1)

六本木や広尾のレストランの一部では、ビットコインで直接決済ができます。

しかし、ほとんどのお店では決済手段として利用する環境が整っていません。

では、ビットコインの決済としての役割は不合格なのでしょうか?

実は、不合格だと切り捨てられない事情があります。

なぜならば、ビットコインで円や商品券の購入ができるからです。

通常、売却による対価を普通預金口座に振り込めるなら通貨と認められます。

政府の統計上も「国債」を「広義流動性」と呼ばれる通貨に含めています。

ビットコインは国債よりも手軽に両替することが可能です。

ビットコインは価値尺度になるか?(3-2)

ビットコインは価値尺度になるのでしょうか?

ビットコインと、様々な国家通貨とのレートは、リアルタイムで変動しています。

モノの価格をビットコイン表示にすることは難しくありません。

ビットコインは価値尺度になると断言していいと思います。

ビットコインで価値保存できるか?(3-3)

ビットコインは投機目的で保存している人が世界中に沢山います。

特にキプロスや中国では、国への不信感から富がビットコインに流れました。

確かに、ビットコインの短期的な価格変動は、非常に激しいのが実情です。

しかし、価値保存の役割を限定的にせよ認めても良いと思います。

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まとめ

ビットコインは通貨でしょうか?

ビットコインが通貨と認められるためには、わたし達1人1人の支持が欠かせません。

今後は、ビットコイン以外の仮想通貨も続々と登場すると思います。

MUFJの仮想通貨、トヨタの仮想通貨(?)、アップルの仮想通貨(?)、、

どの仮想通貨が支持されるかは、今の段階では誰にもわかりません。

一ついえることは、誰もが大きな流れには抗えないということです。

すでにインターネットがない時代に戻るのは不可能ですよね?

現段階で私たちができることは「感覚的に慣れる」ことです。

「仮想通貨で大儲けしよう!」とは口が裂けてもいいません。

大きな変化が起きた時に乗り遅れないように準備をしておきましょう!

まず手始めにビットコインに触れておくことをお勧めします。

1,000円をビットコインに両替して使ってみるとその便利さに驚くと思います。

興味がある方は、以下の記事をご覧ください↓↓

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